FacebookやInstagramを展開するアメリカの企業・Metaが、新たなスマートフォンアプリ「Threads(スレッズ)」を2023年7月6日23時から提供を開始しています。
早速ダウンロードしたという人もいると思いますが、「スレッズって何?」とまだその情報に追いついていない人もいるはずです。
そこで、いち早くアプリをダウンロードし、使い始めた感想をお伝えします。
Threads(スレッズ)とは?
App Storeでの案内によると「Threads」は「テキストベースの会話アプリ」と定義されています。
2019年、Instagramでは、親しい友達同時でやり取りするアプリとして同名のアプリを提供していましたが、今回は、Twitterに対抗するアプリになると注目を集めています。
Instagramと連携される
早速ダウンロードできるようになったiPhone版で試したところ、Instagramのアカウントでログインする設定がされています。
しかし、画像や動画で投稿するInstagramに対し、スレッズは画像がなくても文章のみで投稿できる特徴があります。
つまり、スレッズはInstagramのテキスト版と思っていて良いかもしれません。
ハッシュタグをつけられない
TwitterやInstagramでは「#(ハッシュタグ)」を付けて発信することで、リンク化され、クリックすると同じキーワードが使われた投稿を見つけることができ、投稿に使うことで、第三者から発見してもらえる可能性が高まります。
しかし、今のところスレッズには、ハッシュダグの機能がないため、検索に使うことができません。
さらに、ダイレクトメッセージの機能、ライブ配信機能や音声会話機能もないため、現在のところ、あくまで簡単な文章投稿しかできないことには注意が必要です。
提供が開始されたばかりのアプリのため、ユーザー数も少なく、またその機能に限りがあります。しかし、Facebookよりもインスタグラムのユーザーが多い昨今、あっという間に登録者が増えることも予想されています。
また、最近はTwitterの使いにくさも問題になっていることから、画像なしで文章の投稿を考える人は、スレッズも併用していくのかもしれません。
機能にさまざまな問題がありそうですが、無料で使うことができるため、Instagramユーザーは早速ダウンロードしてみてはいかがでしょうか?
すでに配信されているアプリのダウンロード(iOSのみ)は、こちらからどうぞ。